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05/22/2010

乙訓中学校、国語の児玉先生

私はOxford社のLet's Goシリーズのテキスト、ワークを使っている。大事なことは、手を変え品を変え、極力ゲームをしたいので、テキストにあまり時間を取られては困る。Let's Goシリーズは要点は押さえている。が、悪い言い方かも知れないが、スカスカなテキストなので融通が利く。

しかし、それでも子供たちがダラ〜ンとなるページがある。それは、Let's go1でも2でも、始まるとすぐやって来るページにある。決して、知らなくて良いことではないが、
What is this? It is a ~.
Is this a ~? Yes, it is. /No, it isn't. ダラダラ続き、そのまた複数で

What are these/those? They are ~s. そして
Are these/those  ~s? Yes, they are. /No, they aren't. とダラダラ続く。

どうにかしたい。そんな時、ふと思い出した。私が中学生の時の、国語の児玉先生の思い出だ。授業中に、ある生徒が、黒板に書かれた、読めない漢字を指さして、「先生、それなんて読むの〜?」と聞いた。「その聞き方はダメです。」と児玉先生はおっしゃる。「それは全く考えてない聞き方でしょう?例えば、鈴という字が分からなければ、「先生、それは、偏が金なので、カネと読みますか?」と聞きなさい。自分の頭を使って質問しなさい。」とおっしゃるのだ。

この話しは小学1年生も、身を乗り出して聞く。

つまり、

Dsc00195

この、What's this?は児玉先生、激怒の質問の仕方である。

Dsc00196

そして、こちらのIs this a poster?が児玉先生もにっこり笑顔の質問の仕方である。

子供たちは、「あ、先生、これ、児玉先生が好きな聞き方になってる〜。」「あ、これあかんな。」とか、児玉先生が気に入るかどうかを基準に、Whatとbe動詞の疑問文に興味を持ってくれています。

乙訓中学校で国語を教えていただいたのは、もう何十年も前のことですが、今でも児玉先生に助けていただいている私です。児玉先生、いつもありがとうございます。

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