フォニックス 私の教え方 Jolly Phonics
当時、小学校ではDirect Instructionで英語の読みを教えていましたが、
自分の教室ではどうするか迷っていました。
Direct Instruction に笑える楽しさは無いにしろ、
成果が確実にあるものだったので、
どこかにそんな確実さ+楽しさがある教材は無いかと、
いつも探していました。
松香フォニックス教材を使いかけたものの、
何冊もに分かれたペンマンシップなどを見て、
何か自分には違和感がありました。
「やっぱり結局何度も書いて覚える教材しかないんかなあ」と。
そんな時、カナダに留学に行っていたバークレイ先生から、Jolly Phonicsという
教材のコピーをもらいました。
先生もいいよと勧められてコピーをもらって来られたとのことで、
どう良いのかは、不明のままでした。
全面ほとんど絵で、書くとこチョロっと、
1文字1音ごとにジェスチャーが1つ書いてありました。
「ふーん、ぬり絵状態やなあ。」長い間、引き出しにしまっていました。
ある日、託児所(年少さんよりも若い子たちです)の
レッスンで色塗りの時間があったので、
「そういえば、私、塗り絵みたいなやつ持ってたな。」と思い出し、
Jolly Phonicsシートの1番初めの音「S」を持って行きました。

どうやって導入するかはシートに書いてありましたので、
そのままを思い切って「日本語」で話しました。
「先生なあ、お散歩しててん、そしたらな、草の間からsssss..って
音がして、見たらヘビさんやってん。ssssって、言ってたわ。」
ジェスチャーとして手をS字型に曲げてssssと言いました。
その後は塗り絵です。
塗り絵の間、子供達から色んな質問を受けました。
「怖かった?」「何色やった?」「友達になったん?」
そして次の週に行くと、
入るなり、2、3人の子がsssと言いながら、
sのジェスチャーをしていました。
「効果があって、楽しかった」というサインが出た事に、
私は大変びっくりしてしまいました。
そこで気がついたのは、子供達はsnakeのsだから覚えていたのでなく、
「ヘビに出会った話しのインパクト」と
「どんな言語で表現しても変わらないssss」という音だったと思います。
また、「sの文字がそのままヘビを連想させる」事も良かったのでしょう。
それまで私が知っていたフォニックス教材はどれも、
英単語の頭文字のフォニックスで覚える仕組みで、
結局のところ、最悪の場合は「知らない英単語を
同時に1つ〜3つくらい覚える」
という負荷がかかっていると思います。
apple, alligator, ant, aaa方式で教えられる先生は
フォニックスの導入前に、
「相当する英単語を定着させる時間」を
持っておられはずですね。
日本の子供に犬の「い」、糸の「い」と言って、
ひらがなの「い」を教えますが、それは犬や糸を
日常生活で知っていて、そう呼んでいるので、
「い」を覚える助けになり得るのだと思います。

すみません、上のフォニックス音が出る本は廃盤になっていました
(しかもJP教材ではありません)。画像に入れてごめんなさい。
右のワークシートはシンクに水をためて、一気に流した時、水がggggって音をたてますよね、アレです(笑)。
JPワークシートはこの本からコピーするようになっています↓
The Phonics Handbook/Jolly Phonics
どうしてもpre cursive(半筆記体)の字では困る先生はprint letter(普通文字)もあります↓
The Phonics Handbook in print letters
Pre cursive(半筆記体)とは、上のフォニックス音が出る本のボタンの字がそうです。iとjの判別が難しくなる可能性もありますが、反面、bとdの判別が明確になる利点もあります。
![]()
にほんブログ村
![]()
にほんブログ村












どんだけ質問多いねーん!
って、こっちもあがってたしー!




最近のコメント